「川崎こども未来フェス2026夏」開催報告 教育・文化・地域をつなぎ、“こどもまんなか社会”を実装する
2026.6.28

認定こども園学校法人 岸栄光学園 生田ひまわり幼稚園では、2026年6月14日(日)、「教育・文化・地域をつなぎ、“こどもまんなか社会”を実装する」をテーマに、「川崎こども未来フェス2026夏」を開催いたしました。
本イベントは、「こどもたちがホンモノに触れて、未来が広がる」をコンセプトに、子ども・保護者・地域・学生・保育者・企業が協働してつくる地域イベントです。
今回で4回目の開催となる本フェスには、
- 137家庭・446名の来場者
- 58名のスタッフ
合計504名の皆さまにご参加いただきました。
川崎市内だけでなく、静岡県や埼玉県、さらにはアメリカから一時帰国中のご家族にもご来場いただき、会場は終日たくさんの笑顔であふれました。
「ホンモノとの出会い」が子どもたちの未来を広げる
川崎こども未来フェスでは、子どもたちが本物の人や技術、文化に触れることで、「好き」や「憧れ」、「挑戦してみたい」という気持ちを育むことを大切にしています。
当日は、多彩なプログラムを実施しました。
会場では「すごい!」「やってみたい!」「もっと知りたい!」という子どもたちの声があふれ、それぞれが思い思いに体験を楽しんでいました。
オリンピック金メダリストから学ぶ「挑戦する勇気」と「礼を重んじる心」

アテネオリンピック柔道金メダリスト・鈴木桂治氏による柔道教室では、保育園・幼稚園のお友だちが、自分よりも大きなお兄さんに背負い投げを挑戦する姿が見られました。
最初は怖がっていた子どもたちも、鈴木コーチの温かい声かけに勇気をもらい、思い切って背負い投げにチャレンジ。見事に投げることができると、達成感いっぱいの笑顔を見せてくれました。
一度成功すると、「もう一回やりたい!」「はい!」と次々に手が上がり、時間いっぱいまで夢中になって練習する姿が印象的でした。


鈴木コーチは子どもたちに、
「柔道は勝つためのものではなく、相手を知り、自分自身を知るためのものです」
と語ってくださいました。
また、柔道が礼を重んじる競技であることも教えていただきました。
練習の始まりと終わりには必ず礼を行い、相手への敬意を表します。子どもたちは柔道を通じて、技術だけではなく、人を尊重する心や感謝の気持ちの大切さも学ぶことができました。
本気のプロとの出会いが、子どもたちの心に火をつける




北海道コンサドーレ札幌・長谷川竜也選手によるサッカー教室と、アスリートフードマイスター・リズムトレーニングトレーナーのあこさんによるリズムトレーニング体験には、今回も多くの子どもたちが参加しました。
「もっと上手になりたい!」
そんな子どもたちの向上心があふれ、会場は熱気に包まれました。
練習試合では長谷川選手も本気で子どもたちと向き合い、迫力あるプレーを披露。プロ選手ならではの技術やスピードを間近で見た子どもたちは、目を輝かせながらボールを追いかけていました。
「自分もあんなプレーがしたい」
「できるようになりたい」
そんな憧れや挑戦したい気持ちこそが、子どもたちの成長の種になるのだと改めて感じる時間となりました。
本物のミュージカルとの出会い


今回初出演となったLUMINA STUDIOディレクター・船坂彩香音氏と、歌のお兄さん「みししっ!ピッ!」による参加型ミュージカルステージも大盛況でした。
ユニークな発声練習から始まり、会場全体で心を込めて「虹」を合唱。その後、「メリー・ポピンズ」や「ドレミの歌」など、本格的なミュージカルナンバーが披露されました。
プロの歌声と表現力に、会場の子どもたちは釘付け。迫力あるステージに感動しながら、本物のミュージカルに触れる貴重な機会となりました。
子どもたち憧れのステージ「MARUKADO」

洗足学園音楽大学の現役学生アイドルユニット「MARUKADO」によるライブパフォーマンスは、子どもたちが楽しみにしていたプログラムのひとつです。
「冒険しよう、そうしよう」の歌と振り付けを覚えながら、会場全体が一体となって参加。子どもたちだけでなく、先生や大学生ボランティアも一緒になって盛り上がりました。

キラキラと輝くステージパフォーマンスに、
「私もあんなふうになりたい!」
と憧れのまなざしを向ける子どもたちの姿も見られました。
食育・お仕事体験・遊びから広がる学び

栃木シティFC・児玉潤選手とあこさんによる夏野菜カレー販売も大人気でした。
北海道から届いた新鮮な夏野菜を使ったカレーは、多くの来場者に親しまれ、そうめんメニューも好評でした。児玉選手はイベント中、子どもたちや来場者との交流を楽しみながら、食を通じた学びの機会を届けてくださいました。
今回初出展となった株式会社PVSによるお掃除体験ブースでは、子どもたちがエプロンと三角巾を身につけて“お掃除のお仕事”を体験しました。


はたきでホコリを落とした後、自分の手にどれだけ汚れが付着しているかを確認するコーナーでは、
「こんなについているの!?」
と驚きの声が上がり、手洗いの大切さや衛生について楽しみながら学ぶことができました。
また、HIRO PROによる謎解きブースも大盛況。子どもたちは謎解きに挑戦したり、バルーンアートを楽しんだり、景品を受け取ったりと、思い思いの時間を過ごしました。

遊びの中から生まれる創造力
毎年恒例となった野菜スタンプアートでは、今年も子どもたちが色とりどりの作品づくりに挑戦。野菜の形や模様を活かした個性豊かな作品が次々と生まれました。

また、錦が丘こども文化センターによる「伝承遊び・今どき遊び」のコーナーでは、ベイブレードやマンカラ、オセロなど様々な遊びを体験。
地域や世代を超えて遊びを教わりながら、夢中になって楽しむ姿が見られました。

多言語による絵本の読み聞かせや工作ワークショップ、ステンドグラス制作体験でも、子どもたちは真剣な表情で取り組み、それぞれの作品づくりを楽しんでいました。

こどもまんなか社会を地域のみんなでつくる

昨年から長谷川選手の提案で始まったスタンプラリーも、今年の人気企画のひとつとなりました。
子どもたちは様々なブースを巡りながらスタンプを集め、最後はひまわり幼稚園ブースでゴール。景品として好きな絵本を選ぶことができ、多くの子どもたちが嬉しそうにお気に入りの一冊を手にしていました。
今年も昨年を上回る多くの皆さまにご来場いただき、無事に開催することができました。
学生ボランティアの皆さま、地域の皆さま、出演者の皆さま、協賛企業・団体の皆さま。
子どもたちの未来を応援したいという思いを持つ多くの大人たちによって、このフェスは支えられています。
こうした出会いや体験の積み重ねが、子どもたちの中に小さな種としてまかれ、やがて大きな花を咲かせることを願っています。
川崎こども未来フェスは、これからも「こどもまんなか社会」の実現に向けて歩み続けます。

次回開催のお知らせ

川崎こども未来フェス2026冬
2026年12月開催予定
また皆さまとお会いできることを楽しみにしております。
ご参加、ご協力いただいたすべての皆さま、本当にありがとうございました。
生田ひまわり幼稚園
教頭 岸 正寿
構成:栁澤 芙美


