認定こども園 岸栄光学園 生田ひまわり幼稚園

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2025 Summer 川崎こども未来フェス レポート

2025.8.28

2025年8月17日(日)、真夏の太陽が照りつける中、生田ひまわり幼稚園で「川崎こども未来フェス」が開催されました。園児や保護者、地域の方々、そして学生ボランティアまで、幅広い世代が集まり、合計336名のご来場、約3時間半にわたり笑顔と熱気に包まれました。

イベントの様子

ひまわりホールや教室では、多彩なワークショップが同時開催されました。


● サッカー教室(HANASPO )
対象は1歳から小学生まで。初めてボールを蹴る子どもも多く、大きなボールを転がしては歓声をあげたり、うまくいかず保護者に駆け寄ったりと、1人ひとりが思い思いに楽しんでいました。

● ジャズロック生演奏
親子で手拍子を打ち、身体を揺らし、最後にはネット遊具で飛び跳ねながら音楽を全身で表現する姿も見られました。市長も手拍子で加わり、会場は一体感に包まれました。

● 昔あそび×今どきあそび
おはじきやけん玉、オセロやマンカラ、ベイブレードまで。川崎市長も子どもたちと一緒に対戦し、大きな笑い声が広がりました。

● 野菜スタンプアート
ナス、オクラ、パプリカなどを使ったスタンプ遊びでは、子どもたちが野菜の断面に目を輝かせ、夢中で作品づくりに取り組みました。

● おすしの工作「空飛ぶ教室」
シャリに見立てた発泡スチロールに寿司ネタをのせて完成。海苔で巻いたり寿司ケースに詰めたりと、本物さながらのお寿司づくりを楽しみました。

● 科学遊び・造形遊び(井上眞理子先生と学生たち)

人気はスライムづくり。色水やホウ酸を混ぜるとぷよぷよに変わる過程に子どもたちは大興奮。科学を遊びとして体験できる貴重な機会となりました。

絵本の読み聞かせ
 岸教頭や学生が工夫を凝らして選んだ絵本を朗読。子どもたちと保護者が一緒に耳を傾ける姿が印象的でした。

● 市長からご挨拶
炎天下にもかかわらず、多くの人が足を運び、園内は「遊びと学びが一体となった文化祭」のような雰囲気に包まれていました。

「こどもまんなか社会の実現」

このフェスの中心にあるのは「こどもまんなか社会の実現」です。
福田紀彦川崎市長は、ブースを回った後にこう語りました。
「子どもたちが目を輝かせながら学び、地域の方々と交流する姿がとても印象的でした。食育、アート、昔遊びなど多彩な体験を通じて、“地域と子どもが一緒に育つ”ことを感じます。文化センターや学生、地域の専門家など多様な人がつながり、一つの形にできているのが素晴らしい。通常は壁があるような場面も、ここではオープンに行われ、こども園が拠点となって地域をつないでいる。とても感銘を受けました」

生田ひまわり幼稚園は、こうした活動を通じて次の二つを大切にしています。

  • 文化資本の向上:子どもが多様な文化に触れ、家庭環境に左右されず学び成長できる場を提供する。

  • 社会関係資本の強化:地域住民やシニア、商店、学生と共に子どもを育てるつながりを広げる。

今回の川崎こども未来フェスは、その理念を体現する「地域と子どもが共に育つ」場となりました。

参加者の声

今回、「川崎こども未来フェス2025夏」参に参加してくださった皆様の声をご紹介します。

学生ボランティア

「自分は現在大学2年生で、教育実習の経験がなく、普段なかなか子どもたちと触れ合う機会が少なかったんですけど、こういうイベントに参加させていただいて、すごく子どもたちと身近に触れ合うことができたり、子どもたちと直接コミュニケーションをとりながら,関わっていけたのがすごく楽しかったし、すごく学びになりました。」

「野菜スタンプのコーナーで、いろんなお野菜を使ってスタンプをして、この野菜はこんな形になるんだっていう子どもたちの反応とかがすごく面白くて、コミュニケーションを取りながら子どもたちと楽しく遊ぶことができました。」

保護

「普段出会えない地域の方や学生と交流でき、子育ての輪が広がったように感じました」

「こんなにたくさんの地域と連携した体験を無料でできるなんて素晴らしいと思いました」

「なにより子どもがとても楽しんでいました。また、スタッフの皆様がとても親切で笑顔が多く、せわしない感じも無く、親もゆったり楽しめました」

「工作系が豊富で、工作好きな長男は大満足でした。最後のバンドの締めの演奏も楽しかったそうです。次男はスライム作りが楽しかったそうです。母は100円の玉ねぎの詰め放題が嬉しかったです」

「家でやるゲームと言ったらテレビゲームぐらいしかなかった、かつ私がボードゲームに興味がありいつか始めたいと思っていました。そこで今回、たまたま、オセロとマンカラというゲームのやり方を子供と一緒に教えてもらったら、子供がオセロと一緒にマンカラもどハマりしましたので、ボードゲームとの出会いの機会があったのはとても嬉しかったです。子どもたちがとても楽しんでおり、あっという間に時間が過ぎました。いろんなブースがありとても充実していました」

「無料のイベントにもかかわらず、お土産(ゲームの景品、スライム、お寿司工作)もたくさんで、おうちに帰ってからも楽しめました!スタッフさんたちもみんな優しくて子供に親切でした」

「地域の方々が各プログラムを主催してくださっている、ということで、参加させていただいた側も地域に根付ける気がして、嬉しく感じました。」

Hanaspo サッカー教室スタッフ

「子どもたちが思い切り楽しみ、積極的に動いてくれたのがとても印象的でした。この地域の子どもたちは和気あいあいとしていて、僕らの問いかけにも必ず反応してくれる姿勢があり、大人と子どもが関係なくコミュニケーションを交わせるのが本当に素晴らしいと思います。私自身、生まれも育ちも多摩区で、今も住んでいる大切な場所です。ここで“挨拶できる人が多い”というのはとても大事なことだと感じています。子どもたちが育っていく上で、親や先生だけでなく地域の人と触れ合う経験は欠かせません。だからこそ、今後もぜひこの活動に参加していきたいと思います。」

主催・井上先生、岸教頭の コメント

洗足こども短期大学 井上眞理子先生「学生にとっても初めてのスライムづくりを子どもたちと一緒に楽しめたのは大きな経験でした。保護者から『家でもやってみます』という声もいただき、家庭への広がりも感じられました。また、今回のボランティア活動は実習とは違い、自然体で子どもや保護者と関われる貴重な機会でした。保育者の方々や子どもたち双方と関わる中で、将来保育者になったときに必要な力を培う場になったと思います。」

生田ひまわり幼稚園 教頭 岸正寿「非常に暑い日でしたが、多くの方にご来園いただき、子どもや保護者、地域の方々、そして学生スタッフも一体となって楽しめる、とてもハッピーな時間になりました。印象に残ったのは、マイベイブレードを持参して最後まで熱心に取り組む子どもの姿や、学生が一生懸命準備した絵本の読み聞かせに、子どもと保護者が真剣に耳を傾ける場面です。多くの幼稚園や保育所、認定こども園が地域に開かれていくことを期待しています。今回の川崎こども未来フェスを通じて、地域の皆さんが子育てに楽しく向き合えるような、また子どもたちに楽しい体験を提供できたと感じています。今後はさらに多くの子どもや地域の方々にこの体験を届けたいと思います。いただいた意見を参考に、次回はよりパワーアップした『川崎こども未来フェス2025冬』を実現できるよう頑張りますので、ご期待ください!

左)洗足こども短期大学 井上眞理子先生、真ん中)川崎市福田紀彦市長、右)生田ひまわり幼稚園 教頭 岸正寿

次回は12月28日!北海道コンサドーレ札幌の長谷川竜也選手も参加予定!

今回の成功を受けて、次回「川崎こども未来フェス」は 12月28日 に開催予定です。冬ならではの遊びや学びを準備し、北海道コンサドーレ札幌の長谷川竜也選手も参加予定。

ぜひご家族や地域の皆さんで、子どもたちの「学びと育ち」を共に楽しみにいらしてください。

生田ひまわり幼稚園

園長 岸 寿継

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