川崎こども未来フェス2025冬 川崎こども未来フェス2025冬 レポート — 多世代が交わる、“こどもまんなか社会”の実践 —
2026.1.24

2025年12月28日(日)、生田ひまわり幼稚園(神奈川県川崎市多摩区)にて「川崎こども未来フェス2025冬」を開催しました。多世代・多様な立場の方々が集い、真冬とは思えない穏やかな陽気の中、温かな一日となりました。年末にもかかわらず384名が来場し、子どもたちはさまざまな体験や交流を通して、終始笑顔で過ごしました(※夏開催時は336名来場)。
イベントの目的
「川崎こども未来フェス」は、子どもを中心に地域がつながり、互いに学び・育ち合う場として企画された体験型イベントです。
「こどもまんなか社会」の実現を目指し、教育・文化・スポーツを通じて多様な出会いや発見を生み出してきました。
今回で3回目の開催となる本フェスは、
「こども(いのち)まんなか社会」を体現する、社会にひらかれたこども園から
というテーマのもと、理念を実感を伴う形で可視化する場として開催されました。
フェスの見どころ
・本物のスポーツ体験:スポーツ教室
北海道コンサドーレ札幌・長谷川竜也選手とHANASPOによるスポーツ教室は、リズムトレーニングを取り入れた内容で子どもたちに大人気。1歳児から小学校低学年まで、年齢に応じたプログラムで身体を動かす楽しさを体験しました。

・MARUKADOステージ
洗足学園音楽大学の現役学生アイドル「MARUKADO」によるライブパフォーマンスでは、「パプリカ」やオリジナル楽曲に合わせて、子どもも大人も一緒に歌い踊り、会場は大きな一体感と高揚感に包まれました。


・生演奏ライブ
恒例となったジャズロック・インストバンド「The Folie Phantom」の生演奏は、青空の下で展開。親子で生の音楽に触れ、心地よい時間を楽しむ姿が見られました。

食・遊び・創造の体験コーナー
・食ブース(おにぎり・豚汁・コロッケ)【株式会社LEOCさま】
栃木シティFC・児玉潤選手とあこさんによるブースは、お昼時に満席となるほどの賑わい。親子で食卓を囲み、笑顔あふれる時間が生まれていました。

・スライムづくり・造形遊び【洗足こども短期大学幼児教育学科 井上・加藤ゼミのみなさま】
洗足こども短期大学の学生が担当し、科学と創造性を遊びながら体験するプログラム。子どもたちは色や手触りに夢中になっていました。

・野菜スタンプアート(やさいのおうち東久留米の榎本夫妻)
野菜の断面をスタンプにし、カラフルな作品づくりに挑戦。会場からは歓声が上がり、個性豊かな作品が生まれました。

・タブレットでお絵描き・アニメ展示
現役高校生が伝えるデジタル表現の楽しさに、子どもたちが挑戦。絵が苦手だと感じていた子どもが、描いてみることで「楽しい」「面白い」と気づく場面も見られました。

・絵本コーナー
日本の絵本から世界の絵本まで、多様な言語に触れる空間に。学生ボランティアによる読み聞かせや自由な絵本選びを通して、親子でゆっくりと本の世界を楽しむ時間が生まれていました。

・伝承遊び・ボードゲームコーナー【錦が丘こども文化センターのみなさま】
ベイブレードなどの今遊びに加え、おはじきを使ったマンカラやカルタなど、昔ながらの遊びを自由に楽しめるコーナーを設置しました。学生ボランティアや地域の方々が遊び方を伝えると、子どもたちはすぐに覚えて夢中に。親御さんが目を細めながら見守る姿も印象的でした。日常ではなかなか触れる機会のない遊びや、世代を越えた関わりの中で育まれる子どもたちの姿が見られる、温かな時間となりました。

参加者の声
保護者からは、
「普段出会えない地域の方や学生と交流でき、子育ての輪が広がった」
「無料とは思えないほど充実した内容だった」
「親子で一緒に笑って過ごせた」
といった声が寄せられました。
地域の方々が主催する多彩なプログラムが、日常の世界を広げる機会になっている点も高く評価されています。

どんな場が生まれているか
本フェスは、単なる遊びの場にとどまりません。
- 子どもたちは、新しい体験を通して笑顔と好奇心を広げ
- 保護者は、他世代との関わりの中で視野を広げ
- 学生や地域の大人は、リアルな学びと実践の場として関わる
こうした循環を通じて、 「子どもを中心に地域がつながる場」が確かに生まれています。
川崎こども未来フェスは、「こども(いのち)まんなか社会」を体現し、社会にひらかれたこども園であることを軸にした実践です。
生田ひまわり幼稚園は、園という枠にとどまらず、子ども・保護者・地域・学生・専門家が交わり、ともに学び、育ち合う場として機能することを目指してきました。 本フェスは、その理念を一日限りのイベントではなく、実感を伴う体験として可視化する場となっています。

社会への意味
現代社会では、子育てや学びが家庭や学校の中に閉じられ、「誰が子どもを育てるのか」が見えにくくなっています。
川崎こども未来フェスは、子どもを中心に据えることで、世代や立場の異なる人が自然に交わり、 “社会全体で育つ・育てる”感覚を取り戻す場です。
ここで生まれているのは、
- 子どもが安心して挑戦できる空気
- 大人が学び直し、関わり直すきっかけ
- 地域が「顔の見える関係」へと変わっていくプロセス
こうした積み重ねこそが、「こども(いのち)まんなか社会」を現実のものとして社会に根づかせていく一歩になると考えています。

次への展望
「川崎こども未来フェス」は、今後も地域と子どもをつなぐ重要な機会として継続していきます。
次回は2026年夏の開催を予定し、さらなる体験プログラムの充実と交流の広がりを目指します。
皆さまのご参加を、心よりお待ちしています。

今回の川崎こども未来フェス2025冬では、
株式会社PVS 様 にご協賛いただきました!!
今後も本活動の理念に賛同してくださるご協賛を募集しております。
協賛金以外にも、一緒に子どもたちに豊かな体験を提供したい!ワークショップを行いたい!ボランティアSTAFFを行いたい!など広く募集しております。
詳細は、ikutahimawari2020@gmail.com 主催者 岸 正寿宛までお願い申し上げます。
生田ひまわり幼稚園
教頭 岸 正寿


