認定こども園 岸栄光学園 生田ひまわり幼稚園

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地域に広がる“笑顔の種”――生田ひまわり幼稚園で「ワッピー笑いヨガ」と子育て講座を開催

2025.7.10

2025年6月30日、川崎市多摩区の認定こども園 生田ひまわり幼稚園で、「笑って整う『ワッピー笑いヨガ』と子育て講座」が開催されました。
文部科学省が提唱する「家庭教育支援月間」、こども家庭庁の「はじめの100か月の育ちビジョン」と連動し、家庭・地域・教育が協働する場として開かれた本イベントは、3カ月の赤ちゃんから89歳の高齢者まで、多世代が笑いと学びを共有する貴重なひとときとなりました。

笑いが生む、世代を超えたつながり

イベントは2部構成で、第1部はWAPPY主宰・石田友美さんによる「ワッピー笑いヨガ」。
「わっはっはっはー!」という大きな声と共に体を動かすと、緊張していた空気が一気に和らぎ、笑顔が会場中に広がりました。赤ちゃんを抱っこする保護者、保育学生、地域のおじいちゃん・おばあちゃんまでが音楽に合わせて体を動かし、世代を越えて自己紹介。赤ちゃんの笑顔におじいちゃん、おばあちゃんがほころび、赤ちゃんもまた応えるように微笑む光景が見られ、自然と笑いが連鎖していきました。
石田さんは「笑いは、安心感とつながりを生む“共通言語”です。誰もができる“笑い”を通して、街全体が安心・安全な空間になっていくことを目指しています」と語ります。

子育て講座:心と脳に寄り添うまなびの時間

第2部では、WAPPY主宰・石田さんと、生田ひまわり幼稚園 教頭であり児童学博士の岸正寿先生と生田ひまわり幼稚園 幼児教育アドバイザーであり私立小学校副校長、私立幼稚園園長経験者である角内万三先生による子育て講座が行われ、「笑顔の子育ては最高のごちそう…家族だからできる幸せの種まき」と題し、現代の子育てに必要な視点が多角的に語られました。

子育て講座の主なポイント

  • 子育てを義務や作業にしない:親が笑顔でいることが、子どもの健やかな育ちに直結する。趣味や好きなことを子どもと共有することで、親も楽しめる子育てに。
  • 子どもは大自然:コントロールしようとせず、雨が降ったら傘をさすように、起きた行動に柔軟に対応を。
  • 脳の発達に合わせた対応:子どもは快・不快で行動する。快の経験を増やすことで、ポジティブな神経回路が育まれる。
  • 個性を認める:点数や比較ではなく、その子の「らしさ」に光を当てることが、自己肯定感を育む。
  • 親のご機嫌が子の安心感に:忙しい中でも、好きな歌を歌う、一緒にお茶を楽しむなど、親が自分を大切にすることで子も安心する。
  • 叱る・怒るの違い:命や他者への危険ははっきり「ダメ」と伝え、それ以外は感情的にならず、背景を理解する接し方を。
  • トイレトレーニングや兄弟育児のヒント:失敗を責めず、本人の気づきを促す工夫が鍵。
  • 子どもの短所を愛する:短所を隠さず家族が受け入れることで、自己肯定感が高まる。
  • 切り替えと余白の時間:次の楽しみを用意し、急がず切り替える工夫が必要。
  • 猛暑時の工夫:水遊びや室内遊び、時間帯の配慮で安全に楽しく過ごす。
  • マイ記念日をつくる:歯が生えてきた記念日、トイレに座れた記念日、「あ」の字が書けた記念日、どんな小さな出来事を記念日として喜び合う「型」をつくることが一生の親子円満の基本となる。
  • 忙しい時こそ、子どもと手を繋ぐ:子どもは自分が大好きな人に手を繋いでもらうのが大好き。手を繋いでもらうだけで「愛されている感」を味わえ、愛情のエネルギーが流れていきます。

講座では手を使った脳の構造の説明や、具体的な声かけの事例も紹介され、参加者からは「今すぐ家で試してみたい」との声も上がっていました。

角内先生が語る、共感と交流がもたらす力

角内先生は、「今回の時間には”受容”という言葉が全体に流れていた」と振り返ります。「子どもが自由に動ける空間があり、講師の先生が身体全体で“受け止めている”姿を見て、とても感動した」と語り、多世代交流の重要性にも言及。「どちらが教える・導くではなく、お互いに感化されている。認知機能が衰えても、子どもとの交流が生きる力になると改めて感じた」と話しました。また、「おじいちゃんが赤ちゃんを見て笑顔になる場面もあり、多世代の交流が“孤立しない場”を自然とつくっていた。参加者同士の自己紹介や何気ない会話の中で、『今のままでいい』と実感できる空気があった」と、講座の意義を強調しました。

参加者の声──「笑って、学んで、心がほぐれた」

参加した保護者たちからは、多くの前向きな感想が寄せられました。
「子どもと一緒に参加できたのがとても良かった。スカーフを使った遊びなど、子どもが楽しそうで嬉しかった。笑いで区切られる進行も、子どもの集中力に合っていてありがたかった。日常でも“いないいない、わははは”を取り入れてみたいです」
「“アッハッハッハ”と笑うことなんて普段ないけど、あれだけ笑えてスッキリしたし、子どもも自然と笑っていた。叱り方の講座もすごく参考になった。これからに生かしたい。また次も来ます!」

岸教頭の思い──「孤立させない子育ての場を地域に」

「子育て世帯の孤立化が進んでいることに強い危機感を持っています。核家族化や移住などによって、子育てにおいて頼れる人が近くにいないことが多い。そんな現代において、地域に安心して行ける場所が必要です。こども家庭庁の『はじめの100か月の育ちビジョン』にもあるように、地域で子どもを育てる社会の実現へ、園がその入り口になれたらと思います。『こどもまんなか社会』とは、『子育てに伴う喜びを実感できる社会の実現』です。子育てに伴う喜びを多くの人に実感して頂ける場所を目指してこれからも多世代の方を巻き込んだ子育て支援を実施してまいります。」

最初、緊張した面持ちで会場に入ってきた親子さんが、最後には地域の高齢者とも笑顔で交流する様子が見られました。「子育ては一人で抱え込むものじゃない」と参加者同士が実感し合える空間が、確かにそこにありました。

次回は9月22日(月)に開催予定!

「笑って整う『ワッピー笑いヨガ』と子育て講座」は、次回2025年9月22日(月)にも開催予定。今回の経験や参加者アンケートをもとに、テーマを受容とマインドフルネスに焦点を当てて、子育て講座も参加者同士で対話できる形式を採用します!参加いただいた皆さまにとってより良い時間づくりを目指していきます。

地域の中で育ちあう、笑顔の循環。生田ひまわり幼稚園はこれからも、“こどもまんなか社会”の一歩を実践していきます。

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