乳幼児期の教育は、将来の人格形成においてとても重要な役割
を果たしています。アメリカ人作家ロバート・フルガムは、
著者『人生に必要な知恵はすべて幼稚園の砂場で学んだ』の中で、
「分け合うこと、ずるをしないこと、人をぶたないこと、
使ったものをもとに戻すこと、誰かを傷つけたらごめんなさい
ということ等の本当に知らなければならないことを
わたしは全部残らず幼稚園で教わった」と記していますが、
まさに人との関わり方や社会での生き方の基礎は乳幼児期の
経験にあると言えます。
また、OECD(経済開発協力機構)も教育への投資の効率は
乳幼児期が最大であると発表しています。
そのような重大な時期の子どもたちの教育・保育に
関わらせていただける誇りを胸に、子どもたちと共に
教職員も学び続けて成長してまいります。
POLICY
オランダの歴史家ホイジンガは、人間は遊ぶ人(ホモ・ルーデンス)であり
今ある文化やスポーツなどは全て遊びから生まれたと指摘しています。
それほど、遊びというものは人々を成長させるものなのです。
特に、心と体がぐんぐんと成長する幼児期においては、子ども自らが進んで遊ぶことは、
心身の調和のとれた発達の基礎を培う重要な学習であると言われています。
よく遊びよく学べとは・・・
1
人的環境
人は環境の重要な要素の
ひとつ。表情や動き方など、
その人の行動が場の雰囲気を
作ります。
2
物的環境
物は子どもの手の届く場所に
置かれていることが必要。
素材や量が子どもの遊びを
左右します。
3
空間的環境
遊ぶ場や睡眠、食事の区間をゆるやかに分け、とどまる空間・流れる空間を作っています。
4
情報環境
保育室内は、色や形、動き、
音などの目や耳への視覚・
聴覚刺激に配慮しています。
5
自然環境
自然物の質と量が子どもの経験を左右します。
本園に植樹されている植物、木、森林等は年間の四季の彩りや
幼児の身近で親しみやすさを田園調布学園大学仙田考准教授と
計画を立て植樹しております。
6
時間環境
たっぷりと遊べる時間、
繰り返し遊べたり、試行錯誤
したり工夫したりできるように
ゆとりある時間環境に配慮
しています。
7
動線環境
遊びの性質や生活のしやすさを考えて、子どもや保育者が動きやすい空間づくりを行っています。
8
温度・湿度・空気の質
集団生活の場である本園
では、子ども達の健康に配慮
をし、気温や湿度を調整し、
快適さを保っています。
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